飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2012年1月31日火曜日

魚の出産シーン.

新しいブログが更新しやすい(読み込み処理が何かと早い)ので『今日も』です。飯田です。

前のバージョンのブログで、魚の行動を観察するためのビデオカメラの購入を報告しました。
つい先日、その第一の成果(?)とも言うべき魚の出産シーンの撮影に成功したので動画を紹介します。


ファイルサイズの都合上、すごく限定された視野で短時間の動画にしています。
本当は30分くらい断続的に産み続け、最終的には元気な22つ子ちゃんが現在育成中です。
見やすく、コマ送り画像にしたものを下に貼付けます。

これはメキシコ原産の胎生魚で、ざっくり言うとメダカの仲間の小型淡水魚です。
ゼブラフィッシュと同じ環境で飼育できて、面白い生態を持っているため最近飼い始めました。
また研究に使うレベルではなくって「飼い方や繁殖方法から少しずつ調べていこうかなー」という段階です。

身近にいる魚だと、タナゴの仲間が同じ胎生魚です。
あとエイとかサメみたいな軟骨魚類の中にもそういう奴らがいます。
ただ、飼育の難易度(海水魚&でかい)や、妊娠期間(数ヶ月〜1年!?)という条件を考えると、生態(繁殖)の観察にはこのメキシコ野郎が適しているというスンポーです。

現状では十中八九趣味道楽の範疇なので、あまり記憶に留めないで下さい。
ではでは。

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いいだ あつお

研究紹介【LOVE魚】

こんばんは。飯田です。

せっかくブログが新しくなったので、改めて研究紹介を。
私は、小型の熱帯魚ゼブラフィッシュを使って血管や血球の研究をしています。
ゼブラフィッシュについてはゼブラフィッシュ-Wikipediaを参照してもらうとして、実際に研究で使っている魚が以下のようなものになります。


光ってるでしょ?緑色が血管で、赤色が赤血球になります。
GFP(緑色蛍光タンパク質)やRFP(赤色蛍光タンパク質)というクラゲ由来の分子を遺伝子組み換えで魚に導入することで、このような魚になっています。

この魚を顕微鏡で生きたまま観察すると、以下のような動画が撮影できます。



血管の中を血球が流れていたり、場所によっては流れることができずに詰まっている様子を、クッキリハッキリ見ることができます。
この魚を利用して、血管や血球がどのように作られているのかを調べています。

これは、幼い時期に体が透明な魚だからこそ実現できた技術で、体の表面に毛が生えていたり色がついているマウスなどの哺乳類では観察が難しい事柄です。
このように魚の長所を生かして、生き物の不思議をひとつひとつ明らかにしていきたいと思っています。

このような研究にさらに興味をお持ちの方は、研究室のホームページを通じてコンタクトをとって頂ければと思います。
素朴な疑問・進学相談・今週の少年ジャンプの感想など、何でもお待ちしています。

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Atsuo Iida

2012年1月30日月曜日

OBブログとして再始動.

このスペースでははじめまして。
京都大学再生医科学研究所再生増殖制御学分野の飯田敦夫です。
国際科学技術財団の助成サイトに「先輩ページ 」なるものが始動したと聞いて、早速書き込んでみました。

今後はこちらのブログを主戦場として日々の活動(助成期間は終わったので研究活動に限らずに!)を紹介して、研究者の生活が如何なるものかを知って頂く助けになればと思います。
今日はひとまずのご挨拶ということで、次からもうちょっと本気出します。

では、今後ともよろしくお願い致します。
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飯田 敦夫