飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2012年5月30日水曜日

高岡先生見てるー?【学会〜懇親会編〜】

高岡先生、見てますかー?飯田でーすよー。

現在神戸で開催中の日本発生生物学会/日本細胞生物学会の合同大会に参加しています。
そこで開催されたライカ-マイクロシステムズさんのパーティーで、2012年の助成金受賞者である高岡勝吉先生にお会いしました。
高岡先生、もっとブログ更新してくださいねー!(提案)
左右決定などなど、哺乳類のイイ話を分かりやすく紹介してくださいよー!!(要求)

と、おいしい食事と和やかな雰囲気の中、うちのボスのインタビューが会場で上映されるなど、素敵なひとときを過ごしました。


















その後、母校の先輩達に連れられて終電まで三ノ宮で飲ん(以下略
まあとにかく、楽しい夜でした!

そして、翌日は所属・分野を問わずに連絡のつく若手を集めて親睦を深めました。
もちろん終で(以下略


















え?飲み会の話ばっかりですって??
飯田のポスター発表は明日なので、それはちゃんとキメ顔で取り組んできますよ。
最近パッとしないので、多くの人からアドバイスを貰って今後に生かすために。
パッとしてる同世代が口頭発表してるの見て、ちょっと汗が吹き出したので・・・orz

「学会〜発表編〜」は後日改めて更新します。

飯田でしたー。

2012年5月5日土曜日

【デート向きではない】日本にメダカは何種類?【豆知識】

京都水族館にはニホンメダカは『2種』展示されていました。飯田です。
















と、一般の方には「?」な書き出しで申し訳ありません。
事情を説明しますと・・・。

長らく日本のメダカ(ニホンメダカ)は学名Oryzias latipesの1種のみとされていました。
そしてOryzias latipesの中に、北日本と南日本の異なる集団が存在が定義されていましたが、この集団間では一定の遺伝情報の違いがありつつも、それは同種内の多様性として考えられ、結果的に『ニホンメダカとはOryzias latipesの1種である』と定義されていました。

しかしながら去年(2011年)近畿大学と神奈川県立生命の星・地球博物館の研究チームにより、北日本集団のメダカは背鰭の形態的特徴等から、従来のOryzias latipesとは異なる別種"Oryzias sakaizumii"として報告されました。

Asai, T., H. Senou and K. Hosoya. Oryzias sakaizumii, a new ricefish from northern Japan (Teleostei: Adrianichthyidae). Ichthyol. Explor. Freshwaters, 22 (4): 289-299., 2011 (PDF)

この結果、現在では『ニホンメダカとはOryzias latipesOryzias sakaizumiiの2種である』と定義されています。日本魚類学会による追加種リスト(2011.12.1)
ちなみに"sakaizumii"とはメダカ野生集団研究の第一人者である新潟大学教授の酒泉満(さかいずみみつる)博士にちなんでいます。

それを踏まえて、写真の学名欄をご覧下さい(笑)












































ということで、去年報告されたメダカの別種情報が、今年3月開館の水族館で反映されていたので、感動のあまり周りの友達に熱弁をふるってしまいました。はい、不審者ですね。
隣りにいた小学生も興味と疑惑のハーフ&ハーフくらいで聞いてたし・・・orz

みなさんもお近くの水族館に足を運んだ際には、メダカの分類と学名にちょっと注目してみてください。
しかしながら、水族館の展示というのは「一般に広まっている呼び方」を優先させる場合もあるので、もし1種としていてもそれは間違いではなく、検討中だと解釈してください。
魚も水槽も表示も増やさないといけないので、けっこう大変な作業ですし。

あと、こんなマイナーかつニッチな知識をこれ見よがしに披露するとデートは高い確率で失敗します。
重要なことなので繰り返すと、デートで披露する類いの知識ではありません
メダカの紹介パネル見た途端に「うおぉぉ!?」ってテンション上がるとか完全にアウトでした。客観的に。

ということで、重々気をつけていたはずなのにやはり魚ネタでやらかした、同行した友人が大昔からの馴染み達で本当によかったと嫌な汗をかいた飯田でした。
また更新します。

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Atsuo Iida