飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2013年2月15日金曜日

見学者とブラインシュリンプ

こんにちは。飯田です。
今日は、セミナーで知り合った理学部の1回生が研究室見学に来ました。


















と言っても、特別なことは何もなく、いつも通り飼育室で魚メインでのご案内となりました。
今日はたまたま、ゼブラフィッシュの生き餌のブラインシュリンプがあったので、それも見てもらいました。


















ブラインシュリンプというのは節足動物のエビに近いプランクトンで、一般にはアルテミア(アルテミア-Wikipedia)という名前で呼ばれています。
もしくは『シーモンキー』という名前で商品化されていたりもします。

下は孵化直後のブラインシュリンプの拡大写真です。
この状態だと殻も柔らかく栄養も豊富で、魚が喜んで食べます。
水族館などでも小型魚やクラゲの餌として使われていて、水槽の中にオレンジ色の小さな生物が見られることもあります。


















研究室で使っているブラインシュリンプは、乾燥した状態の卵を缶詰で買っています。
本来は雨期や乾期のある湖に住んでいるので、乾燥状態で生き続けることができる『シスト』という休眠卵の状態で保存することができるのです。
これを専用の装置を使って、海水中でエアレーションすると約24時間で孵化して、上の写真の状態になります。

















それを目の小さな網で”こして”殻や海水を除き、孵化した幼生だけを魚にやるというスンポーです。
これも魚にやらずに飼い続ければ、立派なアルテミアに成長するので、機会があったら育てた成体の写真も撮影して紹介しようと思います。

前回は深海イカに触れたので、今回はお手軽なキモカワイイ生き物の紹介でした。
また更新します。飯田でした。

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