飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2013年6月6日木曜日

透明ゼブラフィッシュをちょっぴり改良した話

こんばんは。飯田です。
今日は、ちょっぴり改良してより透明になったゼブラフィッシュの紹介です。

まず、 おさらいからすると、普通のゼブラフィッシュはシマシマの魚です。


そして、以前に紹介した透明ゼブラフィッシュCasper系統)は下のように、体が透明で目が黒い魚でした。


かねてから、目が黒いことに若干の不満を感じていた飯田は、目の赤いアルビノ系統を掛け合わせることを考えました。


目以外が透明な形質と、アルビノの形質は、メンデルの遺伝の法則で言う劣勢形質なので、透明とアルビノの子供は一旦は普通のシマシマになります。
その後、孫世代で始めて「体が透明で目の赤い」改良透明型ゼブラフィッシュの出来上がりです。


しかし、案外、いや、やはりというべきか、この魚、かなり弱いです。
恥ずかしいことに稚魚を一回全滅させてしまい、掛け合わせを思い立ってから上の写真を撮影するまでに、半年以上かかりました。
しかも、まだ2匹しか成魚がおらず、仕切り直して新たに産ませた稚魚の育成にも苦労しているのが現状です。


↓普通のシマシマの魚

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↓まだ2匹しかいない改良型透明ゼブラフィッシュ

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さらにこの改良型を光る系統と掛け合わせて、研究に貢献できる魚になるのはいつになるのやら・・・。
まあしかし、魚マニアとしては、掛け合わせで変わった魚を作り出せただけで十分満足してる面もあるわけですが(笑)

また何か面白いものが出来たら紹介します。
飯田でした。はい。

2 件のコメント:

  1. 小倉(ジャパンプライズ)2013年6月10日 15:13

    この黒い目、何かに似ているんだけど、思い出せない。。。。

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  2. 昨日は遠いところ(?)ありがとうございました!
    実物見てみてどうでした?思い出せましたか?

    新しい透明魚を現在鋭意育成中なので、披露できそうな場があったら読んでくださいね!(笑)

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