飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2013年7月16日火曜日

双頭のゼブラフィッシュ

連休にかまけて連続更新です。
今日は、このあいだ偶然見つけた頭が2つあるゼブラフィッシュの画像を紹介したいと思います。

とりあえず実物を。






















多少ショッキングな絵面になっています。
原因は遺伝的な変異ではなく、この個体だけで生じた発生の異常だと思われます。
同時に採卵した兄弟魚達では、同じような異常は見つからなかったので。
メダカだと高めの水温で飼育していると時々見られた記憶があるのですが、ゼブラフィッシュでは珍しいです。

拡大します。




























心臓(黄矢印)は各々の頭が持っていますが、片方の頭は単眼になっています。
動画で心臓の拍動を示します。

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比較対象として、正常なゼブラフィッシュ稚魚も示します。

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拍動のスピードなどは、正常な場合と変わらないように見えます。

さて、もっと拡大して各々の分岐部分を観察てみましょう。
すると、どうも、エラの構造を片側にしか持っていないように見えます。

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どうにも不思議なゼブラフィッシュでしたが、残念ながら動画を撮影した5日後に死んでしまいました。
餌のゾウリムシも入れて、目も見えていた(動いていた)ようなのですが、上手く泳げなかったことがさすがに致命的だったようです。

せっかく撮影してお蔵入りも悲しいので、ブログで紹介してみました。
変わったものが撮影できたら、また紹介します。

飯田でした。

2013年7月14日日曜日

サイエンスカフェ@奈良

こんにちは。飯田です。

先日はNAIST Science Communicators(NASC)主催のサイエンスカフェでトークしてきました。
会場は、奈良の蔵武Dという米蔵を改装したバーでした。









































お客さんは11歳〜83歳の約30名。
トーク内容はいつも通り、透明だったり、蛍光で光ったりするゼブラフィッシュの話でした。
なんとか全ての人に内容が伝わるようにがんばったつもりです。はい。


今回新しく持っていった小道具は・・・、





















オリジナルで作成したゼブラフィッシュチロルチョコと、























ポータブル水槽(照明付き)でした。

目指すべき「万人がストレスなく理解できる簡易なトーク」にはまだまだほど遠いですが、なんとか面白さの片鱗は伝えることができたと思いたいです。























今回イベントを主催したNASCは、奈良先端科学技術大学院大学の学生主体の団体でした。
(なので、カフェに先立ってNAISTでセミナーもさせてもらうハードな一日でした)
今後もサイエンスカフェを始め、各種イベントを企画していくそうなので、近隣の方はぜひ足を運んでみてください。

そんな感じで。また更新します。