飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2013年7月16日火曜日

双頭のゼブラフィッシュ

連休にかまけて連続更新です。
今日は、このあいだ偶然見つけた頭が2つあるゼブラフィッシュの画像を紹介したいと思います。

とりあえず実物を。






















多少ショッキングな絵面になっています。
原因は遺伝的な変異ではなく、この個体だけで生じた発生の異常だと思われます。
同時に採卵した兄弟魚達では、同じような異常は見つからなかったので。
メダカだと高めの水温で飼育していると時々見られた記憶があるのですが、ゼブラフィッシュでは珍しいです。

拡大します。




























心臓(黄矢印)は各々の頭が持っていますが、片方の頭は単眼になっています。
動画で心臓の拍動を示します。

video


比較対象として、正常なゼブラフィッシュ稚魚も示します。

video

拍動のスピードなどは、正常な場合と変わらないように見えます。

さて、もっと拡大して各々の分岐部分を観察てみましょう。
すると、どうも、エラの構造を片側にしか持っていないように見えます。

video


どうにも不思議なゼブラフィッシュでしたが、残念ながら動画を撮影した5日後に死んでしまいました。
餌のゾウリムシも入れて、目も見えていた(動いていた)ようなのですが、上手く泳げなかったことがさすがに致命的だったようです。

せっかく撮影してお蔵入りも悲しいので、ブログで紹介してみました。
変わったものが撮影できたら、また紹介します。

飯田でした。

3 件のコメント:

  1. 小倉(ジャパンプライズ)2013年7月31日 8:37

    両方の意識で身体を動かそうとしていたのでしょうか。。。。
    先生、動画ですけど、一旦YouTubeにアップして、それを埋め込んだほうが容量を気にせずに展開できるので便利です。

    返信削除
  2. なるほどYouTube。これまで見るだけでしたが、動画アップも勉強してみます!
    ちなみにこのゼブラフィッシュ、骨染色標本(できるかは不明ですが)になる予定です。お楽しみに!

    返信削除
    返信
    1. 小倉(ジャパンプライズ)2013年8月5日 9:07

      先生はいろいろ動画を撮られますから、そういったのを全部アップしてしまえばドライブの容量を気にしなくて良いので便利です。
      公開できない映像は限定公開モードにして自分だけ楽しめば良いのです。

      削除