飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2013年11月25日月曜日

京都大学アカデミックデイに出展します

最近、告知が多くて恐縮です。飯田です。

12月21日(土)に開催される「京都大学アカデミックデイ」の『ポスター前で立ち話(PDF)』という企画に出展します。





















タイトルは『魚の”細胞”や”組織”を覗き見しよう』です。
去年と同様に生きた魚を展示しつつ、内容はちょっぴり変えていく予定です。

飯田以外にも、面白い研究の出展がたくさんありますので、関西近郊で興味のある方がいらっしゃったら、足を運んでもらえればと思います

2013年11月21日木曜日

秋期シンポジウム

今週は「第4回 日本発生生物学会 秋期シンポジウム」に参加してきました。
日本発生生物学会員の若手研究者(学生は除く)が神戸の『しあわせの村』という、なかなかに香ばしい名称の宿泊施設で、2泊3日の合宿形式でサイエンスを楽しみました。

少々疲れましたが、とても有意義な3日間でした。
ひとまず、活動報告まで。


2013年11月16日土曜日

3D構築でグルグル回して遊ぶ

こんにちは。飯田です。
我が研究所に、マルチフォトン顕微鏡というバケモノが実装されました。
簡単に言えば「スゲーよく見える」顕微鏡です。

例えば、普通の実体顕微鏡で下のように見えるゼブラフィッシュの稚魚がいます。
血管が緑色で、血球が赤色で光る遺伝子組換え個体です。














この魚の尾部(黄色囲い)をマルチフォトン顕微鏡で撮影して、立体構築して3Dにしてみます。



血管が明確に管状に見えて、その中に赤い血球があります。
(※上の方のポチポチは神経のシグナルです。)


次に、頭部(黄色囲い)を立体化してみます。


さすがに頭は厚みがあり、片方の眼の周囲がはっきりとは撮れませんが、全体のイメージはよく掴めます。
頭の内部の血管網もよく見えます。


そして調子に乗って、成長した魚も見てみました。


厳密に言えば、上の稚魚とは遺伝子組換えの種類が違うのですが、同じく血管が光る魚、の頭部(黄色囲い)です。


一見してどこがどこだか分かりにくいですが、それでも頭部の血管が稚魚に比べて複雑になっていることが掴んでもらえると思います。

これらの画像は全て、生きたままの魚を顕微鏡下に固定して撮影したものです。
本来ならば自分の研究に活用せないかんのですが、今のところ好奇心の赴くままに撮影して、グルグル回して、何故か酔う、という酷い有様です(笑)
もうちょっと、血管以外の構造も撮ってみた後で、いよいよ研究への利用を練ってみようと思います。

また更新します。では。

2013年11月11日月曜日

ブタ・チョウザメ・ワニを食す

こんにちは。飯田です。
先週末は研究関係者が某大学に集まり、様々な動物を食べる企画を行ないました。

メインディッシュはブタ1頭。
大阪空港の近くに、ブタの丸焼きを配達してくれるお店があって、そこに注文しました。


お店の方による切り分けサービスに、全員が興味津々。






















期待通り研究者には変わり者がいて、食べるよりも、標本目的に骨が欲しくて、「あ、切り分ける時にそこは傷つけないで」などと注文をつけるシーンも。
子豚とはいえ、1頭はかなりのボリュームでしたが、40人強の参加者数で貫禄の完食でした。


次はチョウザメ。
これも、広島にあるチョウザメの養殖施設から通販購入した食用もの。























見た感じは魚を「捌いて」いるように見えますが、お刺身を作った残りの頭部と尻尾は標本用サンプルとして有志に持ち帰られました(笑)




























お刺身はタイの甘みとフグの食感を持つ「皇帝の食事」の名に恥じないものでした。


最後は知り合いが(おそらく)通販で購入した、豪州産のワニの手。
皮と骨を標本サンプルとして確保するために、ナイフで丁寧に肉だけを切り分けます。























老若男女を問わずワニの手の構造に興味津々。





















色んな場所から参加した研究者が互いに親睦を深め、子供達も楽しんでいて、何よりも普段見ることのないサンプル食材を自分達で解剖調理できた有意義な週末でした。

英気を養ったので、また更新します。

2013年11月5日火曜日

なまけっと@東京

こんにちは。飯田です。
以前に予告した通り、11月2日に東商センターで開催された生き物まーけっと(なまけっと)に行ってきました。
いつも参加している学会とは違う方向性で生き物が大好きな人達が集まっていて、その熱気とニッチさに圧倒されました。

大きく分けて「生き物そのものを収集・標本化している系」と「生き物をモチーフとした創作物を作ってる系」に別れていたと思います。

例えば透明骨格標本とか、






















アリの巣の展示や、アリそのものの販売など、






















「世の中には生き物を(良い意味で)拗らせている人がまだこんなにいたのか!!」と感動して京都に戻ってきました。
帰ってから、戦利品のひとつの魚の樹脂包埋標本を顕微鏡で撮影したりしてみました。


























他にも、関東の友人と合ったり、「日本有数の」や「都内最大級の」という二つ名で呼ばれている熱帯魚店に足を運んでみたり、かなりリラックス&リフレッシュできた3連休を過ごしました。
ただ、お目当ての魚は取り扱いが無いらしく「7〜8年は入荷されてるのを見たことが無い」と言われ、若干の絶望を味わったりもしました。

自分もなまけっと参加者に負けずに、生き物の楽しさの啓蒙に今まで以上に努めたいと思います。
また更新します。