飯田 敦夫(京都大学大学院医学研究科 グローバルCOE特定研究員)

2014年12月7日日曜日

その時、山川先生は見ていた

こんにちは。飯田です。

謎のアルビノ推し取材攻勢の第3弾です。
今回は、このブログを参照したオファーがJAPAN PRIZEに届いたとの報告を受けました。
財団の中の人から連絡をもらい、最終的には金曜日の昼に無事OAされました。



















幸か不幸か徐々に取材慣れ(?)してきたようで、今回はそこそこに纏まったコメントができたのではないかと考えています。

ただひとつ、生放送だから仕方ないのですが、キャスターの人が職名を「助教”授”」と間違えてしまい、そこに偶然が重なり、当該シーンを大阪大の山川先生がリアルタイムで視聴していて、さらに悪いことに、その山川先生と夕方のセミナーでお会いした際に直接「助教授昇進おめでとうございます〜」と身に覚えのないお祝いの言葉を頂くという、まさに不運(ハードラック)と踊(ダンス)ってしまったとしか思えない事態が起こりました。
でも、正直美味しかったです。

そろそろ本職のアルビノ研究者の方からツッコミ入りそうなので、今の自分のメイン研究な話もブログで紹介していけるといいと思っています。
もうしばらくお待ち下さい。

また更新します。

2014年11月25日火曜日

”アルビノ”とは

久々の連続更新です。

日本テレビ「news every.」から白いマグロについての取材を受けました。
まだ全部は見てないのですが、電話出演という形になったようです。



















取材では色々話したのですが、どうやら放送では金色のヒラメに関するコメントも使われたようです。



















電話取材なので実物は見ることなく話してたのですが、一般的に『アルビノ』というイメージが持たれないくらいの微妙な体色でした。
メラニン生成の減少が原因であれば、強弱を問わず”アルビノ”なのですが、ちょっと説明不足だったかな・・・と反省点も。

最後にゼブラフィッシュとメダカの完全アルビノ(メラニン欠損)と、志摩マリンランドで撮影した完全黄金オコゼの画像を紹介しておきます。
































ちなみに、依頼を受けといてなんですが、学位研究の主題はアルビノそのものではなく『アルビノ変異の原因になったトランスポゾン』でした。
なので、取材中はアルビノ(メラニン欠損)しか頭になくて、後で友人からリューシ(ウーパールーパー等の目が黒いまま体が明るくなる白化変異)の可能性を指摘されました。
後悔先に立たずなので、まあ、それはそれで、ということで。

また更新します。

京都大学祭NF

こんにちは。飯田です。

3連休は京都大学の大学祭で一般向けの研究紹介をしていました。
樹脂会という標本サークルにくっつく形で。























樹脂会そのものは文学部の演習室で、標本の展示・顕微鏡観察・作製体験を実施しました。
飯田はそれを手伝いつつ、隅っこで自分の研究を紹介していました。

































客層としては、アカデミックデイや学会の一般公開よりも裾野が広く感じました。
今回も様々な人にサカナ研究の魅力を伝えることができていたら、満足です。


















学会・一般を含め今年の発表活動はこれで一段落したので、年末に向けて実験と事務仕事に邁進しようと思います。
また更新します。

2014年11月18日火曜日

JK(助教)、高校へ行く

こんにちは。飯田です。

今日は、9月の京都大学アカデミックデイで知り合った縁で、京都府立嵯峨野高等学校に訪問して胎生魚研究のPRをしてきました。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)採択校を訪問したのは初めてでしたが、理科室の充実ぶりが自分の母校とは雲泥の差でした。
(当時は運動部だったので理科室自体が記憶に薄いですが・・・)

母校にあの設備があって、高校時代の自分が今のメンタリティと同じだったら、きっと遊びすぎて大学受験が現実以上に失敗していたと思いました。
別に母校をdisっているわけはないですが、高校というものに10年以上ぶりに足を踏み入れたので、そんな感想です。

研究者然として振舞ってきたので、いつもみたいにミーハーな写真撮影はなく、文字だけの更新です。
週末には大学祭があるので、きっと何か更新します。
ではでは。

2014年11月4日火曜日

【予告】京都大学11月祭

ご無沙汰しています。飯田です。

11月22〜24日に京都大学11月祭にちょこっと参加します。
今回も「樹脂会」という標本サークルに便乗する形で、何かしらのサカナの展示を出そうと思っています。




























期間中はなるべく会場に詰めていると思うので、ちょっぴりでも興味のある方は是非お越しください。
よろしくお願いします。また更新します。

2014年10月14日火曜日

ホネホネサミット2014

こんにちは。飯田です。
3連休は大阪市立自然史博物館で開催された「ホネホネサミット2014」というイベントに参加してきました。



ただ行くだけじゃ味気ないので、某透明骨格標本サークルにくっついて出展者枠で(笑)




























































魚の骨標本を展示している方も多く、すぐには研究に応用できなくても、すごくいい刺激と興奮をもらって楽しんできました。

本来なら2日目(10月13日)にトークも予定していたのですが、台風19号の接近に伴う暴風警報発令で、それは中止になってしまいましたorz
今の仕事をボチボチとまとめつつあるので、きっとまた、いつかどこかで・・・。

また更新します。

2014年9月29日月曜日

京都大学アカデミックデイ2014

こんにちは。飯田です。

9月28日の京都大学アカデミックデイ2014で、ポスター出展をしました。
『お腹の中で子供を育てるサカナ』と出して胎生魚ハイランドカープの実物展示や、現在取り組んでいる研究内容を紹介しました。




































その他にも『研究者の本棚』というコーナーでは、研究者として皆さんにオススメする著書を展示してもらいました。




































写真の他にも3作品を推薦したんですけど、それは実物展示はありませんでした・・・orz














































そんな感じで真剣にボケ倒した結果、ポスターは参加者投票で47出展中2位となりました!
これをもって、9月の4週連続発表を終えることが出来ました。

今週末はゆっくり休んで、来週末はホネホネサミット2014というイベントにプライベートで参加してきます!
また更新します。

2014年9月14日日曜日

動物学会&動物学ひろば@仙台

こんにちは。飯田です。

9月10-13日に東北大学で開催された動物学会で発表してきました。
発表タイトルは「真胎生魚ハイランドカープの胎仔発生(Fetal development of the viviparous fish ”Xenotoca eiseni”)」です。

それに加えて、9月13日に併催された一般公開イベントの動物学ひろばでも展示を出しました。
こちらは「お腹の中で子供を育てるサカナ」と銘打ちました。


































事前に河北新報さんにハイランドカープをプッシュしてもらった影響かどうかは分かりませんが、かなり盛況でてんてこ舞いでした。

来週は第20回小型魚類研究会で発表し、その次の週末は京都大学アカデミックデイで一般展示を出します。
今年の9月は長丁場です。がんばります。

2014年9月8日月曜日

南紀生物学セミナー

こんにちは。飯田です。

この週末は和歌山県立医科大学で「南紀生物学セミナー」と題して、若手研究者10名強が発表する研究会に参加してきました。






















演者の中には、今年の2014年の助成対象者の山川先生と、2012年の助成対象者の高岡先生もおり、旧交を温めつつも、新しい出会いもたくさんありました。
発表内容はいずれも面白く、対象となる動物もワニや昆虫などバラエティーに富んでいて、とても有意義かつ楽しい2日間を過ごしました。

今回のセミナーは、和歌山県立医科大学 遺伝制御学研究部のみなさんのご尽力無くしては実現できませんでした。
この場を借りてお礼申し上げます。←公共スペースの私的利用

また更新します。

2014年8月25日月曜日

友人が宇宙気候学の本を出しました。

こんにちは飯田です。
今日は(も)宣伝です。

去年から武蔵野美術大学に呼んでくれている宮原ひろ子先生が、宇宙気候学に関する本を出しました。


















地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか: 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来(化学同人(株))

実は、宮原先生とは名古屋大理学部の同期&同じサークルで、わりかし旧知の仲です。
当時の詳しい話を書くと、お互いにダメージを負うのであまり触れませんが(笑)
この本は初心者でも分かり易く書いてあるそう(まだ読めていないorz)なので、機会があればぜひ目を通して、Amazonでレビューなどを書いてやってください。
よろしくお願いします。


















8月は大人しくしてましたが、9月は毎週のように出張orイベントがあるので、それらのネタでまた更新します。
飯田でした。

2014年8月17日日曜日

【予告】動物学ひろば(仙台)&京都大学アカデミックデイ(京都)

こんにちは。飯田です。
9月はふたつの一般公開イベントに参画するので、宣伝です。

最初は、仙台で行われる『動物学ひろば』でグーデア科のハイランドカープという魚を紹介するブースを出します。
9月13日に東北大学で、日本動物学会内の企画のひとつとして行われます。
http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/3/index.asp?patten_cd=12&page_no=22
飯田の他にも色々な研究者による生き物展示があります。
ご都合のつく方は、ぜひ!

次に、もはや恒例になりつつある『京都大学アカデミックデイ(一般公開)』です。
こちらは9月28日に、京都大学の時計台記念館で開催されます。
http://www.kura.kyoto-u.ac.jp/event/22
去年まではゼブラフィッシュを中心とした内容で出してましたが、今年は新ネタのハイランドカープで!














どちらのイベントも、公式チラシなどのリリースがあれば改めて告知します。
また更新します。

2014年7月27日日曜日

京都大学白浜水族館

こんにちは。

今日は和歌山県白浜の京都大学白浜水族館に行ってきました。
研究とは全く関係なく、プライベートで。
京都大学に着任して9年になりますが、実は初めてです。



















白浜水族館は主に和歌山の海にいる魚介類を展示しているのですが、特に無脊椎動物に力を入れているとのことです。
















































特に夏休み期間中は「研究者と飼育係のこだわり解説ツアー」や「バックヤードツアー」などのイベントも開催されています。

また、白浜水族館の隣には、和歌山県出身の博物学・民俗学の巨星『南方熊楠(みなかたくまぐす)』記念館もあります。




















飯田はもともと熊楠を『てんぎゃん(岸大武郎 作)』という少年ジャンプに連載された漫画で知ったのですが、実際も漫画に負けず劣らずユニークかつ偉大な研究者です。

























白浜は和歌山市からも南におよそ100kmとなかなかに遠いですが、もし近くに寄る機会があればぜひ足を運んで欲しいスポット2つの紹介でした。
また更新します。

2014年7月13日日曜日

(遠藤先生の)やさしい科学技術セミナーが新聞記事になりました

昨日お邪魔した京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の遠藤慧先生のセミナーの様子が、京都新聞に掲載されていました。






















『科学者と一般社会との対話』のお手本のような内容&写真になっています。
自分の場合「科学者の変態的な面を知ってもらわねば!」という方向性でのアウトリーチ活動を展開しがちになるので、昨日の経験を以降の活動に上手に反映させて行こうと考えています。

ところで遠藤先生、32歳だったんですね。
見た目からもっと若いと思っていました(笑)

2014年7月12日土曜日

やさしい科学技術セミナー@京大CiRA

遠藤慧先生のやさしい科学技術セミナーにお邪魔してきました。
「ご家庭にあるものでバナナからDNAを抽出する」メソッドは盗んでどこかで活用しようと思いました。
確実にたくさん採れるし、バナナがいい匂いする(笑)






2014年7月9日水曜日

黄金ナマズにコメント

こんにちは。飯田です。

先日、電話取材を受けたと報告した某情報番組ですが、今朝はオンエア内でコメントを紹介してもらえました。顔写真付きで(笑)


















内容のウェブニュース

どや顔気味の写真と『 ス ト レ ス が 解 消 し た の か ! ? 』のコンビネーションがじわじわ来ますが、これも研究助成ブログでの情報発信の賜物だと思っています。
ありがとうJAPAN PRIZE、ありがとう研究助成ブログ。

また更新します。

2014年6月28日土曜日

ムサビで講義&ソフィアを訪問

こんにちは。飯田です。

去年に引き続き、武蔵野美術大学(ムサビ)で自然科学の講義を1回分担当しました。
今年は、変異体を掛け合わせた”体の中が透ける”ゼブラフィッシュ「生春巻(仮)」の実物も持参しました。

































そして、せっかくの上京ということで、翌日は上智大学(ソフィア)の理工学部(川口研究室)まで、タツノオトシゴを使った研究の話を聞く&研究室見学に行きました。
川口先生はサカナのイラストのHPを趣味で作っておられ、とてもサカナ愛に溢れる方でした。
特に、10年近くに渡って書き溜めたイラストを一望できる「おさかな周期表」は圧巻です。


















Freshwater Fish World(http://ginganet.org/mari/)より引用

久しぶりの上京で色んなエネルギーを吸収できた気がするので、9月の発表&出張に向けて励もうと思います。
また更新します。飯田でした。

2014年6月25日水曜日

【京都大学WS開催支援】研究助成の先生方どうですか?

こんにちは。飯田です。
今日は、主に研究者の方に向けたお知らせです。

京都大学で、ワークショップ開催支援という企画の募集が始まっています。
3月に開催して、ブログでも紹介した「ムシvs.サカナ」は、この支援を受けていました。




























早い話「京都大学の教職員を代表とした面白そうな企画に総額300万円を支援するよ。早い者勝ちだよ。」ということです。
一番のキモは応募条件の『なお代表者が本学教職員であれば、提案メンバーとして学生・院生、学外(他大学、企業等)の方もOK』の部分です。
「ムシvs.サカナ」も、今年度の助成対象者の山川先生(他2名)での共同提案として実施しました。

さあ、「”やさしい科学技術セミナー”でやり残したことのある助成者の先生!」「残念ながらセミナーの選には漏れたけどアイデアのある助成者の先生!」、もしくは「面白いアイデアを持っているけど実行に移す”きっかけ”が無かった古今東西老若男女の有志!」、この企画が気になったならば最寄りの京大関係者か、飯田までご一報ください。
実行部隊として動けるかどうかは別として、様々なアシストは可能かと思います。

詳細は京都大学学際融合教育研究推進センターHP、もしくは以下の引用部分を!

--ここからコピー--

企画詳細

●募集期間: 2014年7月1日〜2015年2月28日(予定)

●想定規模: 参加者5〜100名程度までの企画で、2014年7月〜2015年2月の期間内で開催するもの
形式は、研究会形式(講演+質問タイムを数セットなど)やワークショップ形式(班にわかれて対話)など自由

●想定場所: 本学関連施設(キャンパス内)を想定しているが、学外でも可

●申込方法: A4数枚で申請書提出し(形式自由)、その後小一時間の直接打ち合わせ
(やりたいテーマ、実施形式、プログラム案、参加者規模、希望する開催場所、費用見積、開催後の展開など記載)
先着順で受付開始し、支援総額300万に達し次第終了

●審査基準: テーマや企画当日の参加者が学際的であること、企画開催後にも継続・発展が望めること等を勘案し、
学際融合教育研究推進センターならびに学術研究支援室による審査委員会(週1開催)にて総合的に検討

●応募条件: 本学教職員。なお代表者が本学教職員であれば、提案メンバーとして学生・院生、学外(他大学、企業等)の方もOK
終了後は簡単な報告書を提出していただきます。また企画ビラ、HP等に、「協力」として「研究大学強化
促進事業「百家争鳴」プログラム」の一文をいれていただきます。
また、下記、研究者接着サイトおよび分野横断研究会・自主ゼミポータルサイトに掲示していただきます。

●費用支援: 開催場所の会場費、ビラ、ポスター作成費、講師招聘費、特設サイト設置費、申し込みサイト
設置費、ポストイット等消耗品など (経費処理はセンターが実施。見積書等をセンターに送付する形)

●支援内容: テーマ設定に関するアドバイス、メルマガ掲載等の広報・参加者集め支援、ビラのデザインおよびキャッチコ
ピー作成支援および発注、ファシリテーションアドバイス(ディスカッションの促し方など)、申し込み
サイト作成、バーチャルWeb会議システム提供、本企画ポータルサイトへの掲載など

--ここまでコピー--

また更新します。飯田でした。

2014年6月21日土曜日

セミナー@大阪大学

大阪大学理学部でセミナーをさせてもらいました。



















ホヤの研究室の助教の方に呼んでもらったので、マボヤとワカレオタマボヤの飼育・実験設備なども見学させてもらいました。




















あと、2014年助成者の山川先生(下写真矢印)にもお会いしたので、研究ブログを開始するようにプッシュしておきました。



















来週は武蔵野美術大学へ講義に行きます。
また更新します。

2014年6月19日木曜日

7月12日の科学技術セミナー@京都

お久しぶりです。飯田です。

今日は、財団の中原氏、小倉氏、そしてiPS細胞研究所の遠藤慧先生(研究助成ブログ)とお会いしました。



















遠藤先生が7月12日に開催する「やさしい科学技術セミナー」の打ち合わせにお邪魔したというスンポーです。
http://www.japanprize.jp/seminar.html
セミナーには飯田もお邪魔することになりました。

久々で楽しくて、ついつい喋りすぎたり、手持ちのグッズを見せすぎたような気もします(笑)
最近の魚トピックスとしては、年明けに出たとある論文に触発されて、ブラインドケーブフィッシュ(洞窟生活で眼が退化した魚)を2匹飼い始めました。





















ところがある日、1匹が同居していた金魚にモグモグされて鬼籍に入られたので、透明標本になりました。
写真では見にくいですが、”眼のあるべきだった場所”に黒い眼の痕跡のようなものが見えます。
空気も読まず、そんな四方山話を延々としていました。

これに懲りずに、見学などなど常時歓迎しています。
また更新します。飯田でした。